こんにちは!
ブログを書いてる現在は、令和5年12月2日。
今年も、残すところ1ヶ月になりました。
暑かった夏が終わって、急に寒くなり、一気に冬が来た感じです。
年末が近付いてくると、1つのイベントがあります。
それは…健康診断!
現在37歳の私ですが、この歳になってくると、健康が気になる…
健康な体を維持しようと思って、毎日の食事に気を遣い、運動習慣も取り入れています。
それが合っていたのか、はたまた間違っていたのかの答え合わせが「健康診断」です。
学生がテストの点数に躍起になるのと同じように、大人は健康診断の結果に躍起になります(笑)
病気になってしまったら、仕事ができなくなって、職場や家族に迷惑がかかってしまいますからね。
健康は大切なことです。
今日は、その「健康」を、お金の面から見ていきたいと思います。
病気はとにかくお金がかかる
一度も病気にかかったことがない方ってどれぐらいいらっしゃるでしょうか?
大きな病気はなくても、風邪ならかかったことがあると思います。
日本人は心配性なので、先の病気のために民間の健康保険に加入している方が多い!
ほとんどの日本国民が加入していると言っても過言ではありません。
私も入っています(笑)
保険に入っておかないと不安になるくらい、病気になると治療にお金がかかります。
「病気になるとお金がかかる」は間違いありません!
風邪でも馬鹿にならない
「風邪ぐらいなら」と馬鹿にしていませんか?
風邪で受診した場合、1回の治療費は支払える金額です。
それが、年に数回だったり、毎年通院するようなことがあれば、馬鹿にならない金額になってきます。
病院までの交通費などを含めると、思っていた以上のお金がかかってしまいます。
入院を伴う病気はもっと高い
風邪の通院でも馬鹿にならないですが、入院を伴う病気の治療代は、もっとお金がかかります。
基本的な治療代はもちろん、入院中のベッド代や食事代、テレビを観るためのカード代などなど。
また、個室の場合は個室料金が上乗せされることもあります。
以前説明した「高額医療制度」は、あくまで治療にかかる医療費の負担だけで、入院費までは含まれません。
病気の治療にかかるお金
風邪
風邪は、最も身近な病気です。
風邪で通院する場合にかかる費用を確認してみましょう。
風邪で通院した場合の受診料は800〜1,000円、薬代は約2,000円になります。
合計約3,000円。
受診料と薬代だけなら、こんなもんかと思える金額ですが、交通費も加算されます。
マイカーならガソリン代約500円、バスなら約700円、タクシーなら約1,000円がかかるでしょう。
受診料と交通費を合わせると、3,500〜4,000円になります。
さらには、仕事を休んだ場合の日当も加算しないといけません。
年収400万円のサラリーマンの場合、日当は約16,000円です。(有給休暇がある場合を除く)
1日仕事を休んだ場合、給料として入ってくる日当も入ってこないことを考えると…風邪で通院する場合には、約20,000円ものお金がかかる計算になります。
新型コロナ、インフルエンザ
風邪で通院する場合、約20,000円の損失になることを説明しました。
では、風邪の次に身近な新型コロナやインフルエンザに感染した場合を計算してみましょう。
風邪とは違い、特殊な検査が必要な新型コロナやインフルエンザは、受診料が風邪と比べて倍の2,000円に!
それに加えて薬代の平均約5,000円が加算されます。
受診料と薬代を合わると約7,000円になります。
更に、交通費や仕事を休んだ場合を考えないといけません。
新型コロナの場合5日間の出勤停止、インフルエンザの場合7日間の出勤停止になります。
上記の日当16,000円の場合、新型コロナだったら80,000円、インフルエンザだったら112,000円を治療費に含めると…
新型コロナにかかった場合の損失は「約88,000円」、インフルエンザにかかった場合の損失は「約120,000円」になります。
3大疾病
3大疾病にかかった時の場合も考えてみましょう。
3大疾病とは「がん・心疾患・脳血管疾患」のことで、日本人の死因上位3つになります。
がんにかかった場合、入院治療費は平均70,000円(高額医療制度適用)で、入院前後の通院治療費は1回につき約6,400円がかかります。
心疾患と脳血管疾患の場合、治療に日数がかかるので、その分入院費用が嵩みます。
心疾患と脳血管疾患の治療にかかる費用は、入院治療費は平均90,000円(1ヶ月、高額医療制度適用)です。
入院後の経過観察やリハビリがあるため、さらに治療費がかかります。
人によって完治までの日数が違うため、完治までの自己負担額には幅がありますが、心疾患・脳血管疾患、いづれにしても100万円以上の治療費がかかると考えていて間違いありません。
それは、高額医療制度を適用した場合も同じです。
健康を維持する方法
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
病気になると、経済的に危うくなることが分かっていただけたと思います。
治療費や薬代には目がいくけど、収入を換算してみると、思っていた以上に経済的影響がありますよね。
病気にならないに越したことはありません…
では、病気にならないためにできることは…健康食品を売りつけるようなことはしないのでご安心を(笑)
簡単にできて、お金がかからない方法をご紹介します!
腹八分目
まず1つ目は「腹八分目」!
「美味しいご飯をお腹いっぱい食べたい」ってのは、動物の性なんだと思いますが、お腹いっぱいご飯を食べると、胃に負担がかかってしまいます。
また、肥満にもなりやすい!
「肥満は万病の元」と言われるくらい、体への負担が大きいです。
それに、見た目でも、スリムな方が綺麗に見えますし、合う服の幅が広がりますしね。
マウスの研究で、「毎食満腹」、「毎食腹八分目」、「毎食腹六分目」の中で、どのマウスが1番長生きするかという実験がされました。
1番長生きしたマウスは「腹六分目」だったそうです。
「腹八分目が良い」と言っておきながら…ですが、腹八分目も食べ過ぎなのかもしれません(笑)
食べ過ぎにはご注意を!
運動習慣
定期的な運動は、体に脂肪を貯めないため、摂取したエネルギーを溜め込まないためにも、是非取り入れていただきたい習慣です。
運動と言っても、「運動時間を確保して下さい」とは言いません。
何かの習慣に加える、スキマ時間に体を動かすことでも効果的です。
歯ブラシをしながらスクワットをしてみる、通勤の際に1駅分歩いてみる、会社の休憩時間に筋トレをしてみる。
運動をするために毎日1時間以上確保するのって難しいですよね。
サラリーマンは忙しい!
ただ、忙しいから全く運動しないのは、健康にも良くありません。
24時間働いている方はいないはずです。
運動は、脂肪を溜め込まない、脂肪を減らす効果ももちろんありますが、ストレスを軽減する効果もあります。
ストレスを感じた時に筋トレなどで体を動かすと、頭がスッキリしてリフレッシュ効果があります。
是非、仕事の日に運動する習慣を取り入れてみて下さい。
歯の手入れ
「健康を手に入れるのに歯の手入れ!?」と驚かれるかもしれませんが、歯の手入れってめちゃくちゃ大事!!
実は、「歯は万病の元」なんです。
肥満は万病の元、歯も万病の元…万病の元って、いろんなところに潜んでいますね(笑)
口の中には、500種類ほどの細菌がいて、歯磨きなどの手入れをしておけば問題はないですが、怠ると歯周病やむし歯になってしまいます。
歯周病やむし歯になるだけではなく、口の中の細菌は血管に入り込むことがあります。
血管に入り込んだ細菌は、体のいろんなところで悪さをします。
これが万病の元と言われる所以です。
口の中の細菌が原因で引き起こす病気には、「糖尿病」「肺炎」「心臓疾患」「脳卒中」「脳梗塞」などがあります。
糖の代謝を妨げて糖尿病を引き起こしたり、肺の粘膜で炎症を起こしたり、血管を狭くして心臓疾患や脳卒中などを引き起こします。
歯の健康は口の中だけのことと侮るなかれ!
定期的に歯のクリーニング&検診を受けて下さいね。
ストレスを貯めない
健康を維持していくのに最も欠かせないのが「ストレス解消」です。
忙しいサラリーマンは、日々いろんなストレスにさらされています。
上司、部下とのコミュニケーションや取引先との商談などの対人関係のストレス。
満員電車での行き帰り時の通勤ストレス。
実績や業務改善などの仕事のストレス。
挙げればキリがありません…
ストレス社会の中で生きる私達にとって、ストレスを無くすというのは無理な話です。
ストレスは、感じるほどに溜まっていってしまう…
溜まったストレスを放置してしまうと、心の健康が保てなくなってしまいます。
心の健康はとても大切!
「病は気から」と言われるほど、気持ちって大事なんです。
心を健康に保つには、「好きなことをしてストレスを発散する」のが1番!
映画を観たり、音楽を聞いたり、好きな食べ物を食べたり、運動したり、方法は何でもいい!
好きなことに没頭すると、日々のストレスを忘れて、気持ちが開放されます。
ストレスを発散する方法を是非とも見つけて下さい。
人目なんて気にしてはいけませんよ!
まとめ
・病気になるとお金がかかる
・風邪とはいえ、馬鹿にしてはいけない
・健康維持にお金はかからない
健康を維持するのって、大してお金がかからないのに、病気になると莫大なお金がかかってしまいます。
健康を維持するだけで、生涯支出を大きく削減できます。
削減できたお金を投資に回すことで、お金に対する不安も減らすことができる!
良いことばっかりですね。
病気になった時に、初めて健康のありがたみに気付きます。
病気なってお金の心配をしないためにも、日々の健康の積み重ねに目を向けてみて下さいね。