サイドFIREを目指すサラリーマンのお金の話

お金を貯める、増やす、守る情報発信中!趣味も😊

投資初心者必見!結局のところ個別株とETFどちらがいいの??

 

こんにちは、個人投資家Kindle作家のあっきーです(^o^)/

 

新型コロナウイルス蔓延やシリコンバレー銀行倒産で、めちゃくちゃ落ち込んだ株式市場…

投資ブームは一旦落ち着いた…どころではなく、「投資はやっぱり怖い」ということを印象付けました。

確かに短期的な目線で見ると、投資の怖さを思い知らされる今日このごろですが、長期目線で見ると、めちゃくちゃ良い機会です。

株で大きく資産を築いた方は、下落相場でも投資をし続けた方ばかり!

逆を言えば、下落相場でも株を買わないと大きな資産を築けないということ!

明るい未来に向かって、淡々と持ち株数を増やしていこう!

ということで、今回は、投資初心者が疑問に思う「個別株とETF」の違いについて解説していきます!

 

個別株のメリット

手数料がかからない

個別株の購入には手数料がかかりません

手数料って、大体少額ですが「塵も積もれば山となる」で、回数、年数を重ねていくことで、馬鹿にならない金額になってきます。

私は長期投資を推奨していますが、長期になればなるほど手数料は嵩んできます

手数料は少なければ少ないほど良いですし、無料であればなおのこと良し!

ETFは、管理会社が企業分析をして銘柄入れ替えをしてくれるので、その分手数料がかかってしまいます。

その点、個別株は自分で分析をして購入しないといけないので、手数料が不要というわけです。

 

急騰したときの利益が大きい

個別株の最大のメリットは「急騰の恩恵」です。

ETFは銘柄が分散されているので、1つの企業が急騰しても、他の企業が急落した場合、±0ということになってしまいます。

ですが、個別株ですと急騰の恩恵を直接受けることができる!

1年で資産が倍増することも十分ありえます

 

個別株のデメリット

急落した時のダメージが大きい

個別株のメリットで、「急騰の恩恵を直接受ける!」とお伝えしましたが、その反対に、急落の影響も直接受けることになります。

スキャンダルや業績不振など、株価急落の要因はたくさんあります。

どれに引っかかって急落するかは分かりません。

そういう意味では、非常にリスクがありますね。

 

倒産の影響を直接受ける

急落の影響と同じく、倒産の影響も直接受けます。

「株券が紙切れ同然に…」 なんて話を今までに一度は聞いたことがあるでしょう。

その「紙切れ同然」が直撃するわけです。

ただ、紙切れ同然を回避する方法はあります。

それは、ファンダメンタルズ分析をすること!

ファンダメンタルズ分析というのは、会社の業績等を分析することです。

投資しようとしている会社の収入と支出のバランスが取れているか、業績改善に向けた取り組みが進行しているか等を分析します。

倒産する会社というのは、バランスがとれていません。

収入が少ないのに投資に多額を投入したり、配当金を多く出したり…

過剰なまでのお金の動きが発生するので、ある程度投資を経験した方なら判断できるかと思います。

そうなると、回避できるリスクとも言えるでしょう。

 

ETFのメリット

分散が効く

ETF株のまとめ売りパックです。

最も有名なのが、S&P500に連動した「バンガードS&P500ETF」です。

米国株式の上位500社のまとめ売りパックです。

個別投資で500社の投資先を見つけて運用するのは、非常に困難です。

収支のバランスを定期的にチェックする必要がありますからね。

その管理をバンガード社がしてくれるというわけです。

500社の中身は、1つの業種に偏ることなく、あらゆる業種が含まれています。

通信業界はもちろん、飲食、医療、銀行、電気・ガスなどのライフライン

いろんな業種の企業が含まれているからこそ、特定の業種の株価暴落などのイレギュラーな値動きにも対応ができます。

また、各業種の中でも、トップを走る企業が名前を連ねているので、安心感があります。

 

管理会社が銘柄変更してくれる

ETFは株のまとめ売りパックだと説明しましたよね。

ETFで取り扱っているジャンルが違いますが、ETFに入っている銘柄は不変不動ではありません。

というのも、各企業によって業績が悪化することもあれば改善することもあります。

そんな会社の動きに合わせて、ETFに入っている銘柄は変動していきます。

つまり、業績が悪化すればETFの構成銘柄から外れるということ!

構成銘柄の選別は、運営会社のプロ達が選別してくれています。

購入する私達が、個別株のファンダメンタルズを確認して選別しなくてもいいんです。

 

ETFのデメリット

ETFの素晴らしさを説明してきましたが、もちろんデメリットもあります。

デメリットを隠して良い所だけを紹介しても、説得力がないですからね…

悪いところも見ていきましょう!

手数料がかかる

ETFは運営会社によるボランティアではありません!

管理手数料がかかってきます。

前述したとおり、ETFに組み込まれている会社は、定期的に入れ替わっています。

それは、管理会社が各企業の経営状況等を見直してくれているから!

判断基準を設けて、それに則って管理してくれています。

株の売買は、本来、個別株の動向を自分で見極めてやるもの。

これを、ETFの管理会社がやってくれているんです。

そのため、管理費用として手数料がかかってきます。

投資額が少額であれば、手数料が積立額の増加を阻んできます。

ただ、投資信託と比べると非常に安い

 

運用会社の倒産の可能性を常に秘めている

2つ目のデメリットは「倒産の可能性を常に秘めている」ことです。

個別株取引は、とても楽しい!

自分が分析した会社の株を買い、株価が上がっていくのを見ているとワクワクします。

ですが、個別株の怖いところは、やっぱり「倒産」がついて回ること…

将来性がある会社でも、時代の流れが変わると状況は一変します。

シリコンバレー銀行の破産が良い例でしょう。

世界の最先端、シリコンバレーベンチャー企業へ融資をしている銀行が潰れるなんて…想像もしていませんでした。

せっかく持ち株を積み上げてきたのに、倒産して紙切れ同然…なんてことも…

分散投資をするためにも、ETFにしましょう」というわけですが、ETFにも倒産の危険性は潜んでいます。

それが「運藤会社の倒産」です。

先程紹介したバンガード社ですが、世界トップクラスの運用会社で、運用資金が潤沢にあります。

ですが、それが半永久的に続く保障があるかと言えば、そうではありません。

社内でクーデターが起こり、それが原因で会社が潰れるなんてこともあるでしょう。

また、この先、過去最大の不景気が訪れて、運用が出来なくなるなんてこともあるかもしれません。

 

結局どちらがいいの?

初心者はETFがオススメ

結局のところ、ETFと個別株、どちらがいいのか?

投資初心者はETFにすべきです!

なぜなら、分散が効いているから!

個別株のデメリットでも紹介したとおり、個別株は常に倒産のリスクがある!

積み上げた持ち株を紙切れ同然にしないためには、分散しないといけません。

投資初心者が、個別株で分散投資をしようと思ったら、めちゃくちゃ大変!

各企業のファンダメンタルズ分析をしないといけないですからね…投資を始める前に挫折してしまうかもしれません。

 

少ない手数料で管理会社が管理してくれる

1つの企業が、この先永遠に事業が拡大して利益を生み続けるなんてことは難しいです。

現に、新しく生まれた会社の6割が3年以内に、9割が10年以内に廃業してしまうというデータがあります。

それだけ、投資先の会社を選ぶことは困難です…

初心者であればなおさら!

そんなお悩みも解決してくれるのがETF

詰め合わせパック内の会社を選考して、定期的に入れ替えをしてくれています。

金融のプロ達が厳選した優良企業が、常にETFに組み込まれているんです。

しかも、管理手数料は破格とも言える安さで!

信託報酬の最安値は約0.09%です。

その約0.09%が手数料として支払う額になります。

100万円を投資した場合、年間の信託報酬は900円!

月計算だと75円!

めちゃくちゃ安い!

信託報酬約0.09%で、ETFに組み込まれている優良株のレギュラーを入れ替えてくれるんです。

 

中級者から上級者は個別株がオススメ

今までは、初心者へのオススメを書いてみました。

この記事を読んで下さっている方の中には、投資を始めて数年経っている方もいらっしゃるかもしれません。

また、初心者の中でも「中級者や上級者の取引に興味がある!」って方がいらっしゃるでしょう。

私自身、まだまだ株の取引については初心者の域を脱していません…が、株の取引を始めて知り合った中級者・上級者の方の取引法を学んで思うことをお伝えしたいと思います!

中級者・上級者の株取引でオススメなのは、「個別株」!

ベースのインデックス投資は継続しつつ、個別株に挑戦することがオススメ!

その理由について説明します。

 

分析ができる

中級者、上級者の方は、長年株の世界に身を置く中で、肌感覚として「会社の良し悪し」が分かっていると思います。

それは、勉強をして、実際に株の売買で得た経験から来るもの。

経験というのはかけがえのないもので、読書や動画閲覧では手に入らないものです。

勝ち負けをするたびに、なぜ勝てたのか?なぜ負けたのか?を考えながら取引をしていく…これは、自分の中にデータとして積み上がっていく大切な経験です。

中級者、上級者に個別株投資がオススメなのは、「自分の経験から分析ができるから」です!

インデックス投資は、格安の手数料でプロに運用をお願いすることができますが、手数料を0にしたいのが本心…

残念ながら手数料0のインデックスファンド、ETFはありません

しかし、自分で複数の個別株を買えば、個人的なインデックスETFが仕上る!というわけです。

 

冷静な判断ができる

中級者、上級者に個別株投資をオススメする理由はもう一つあります。

それは、「冷静な判断ができる」から。

投資初心者は、株価の上がり下がりを、めちゃくちゃ気にしてしまいます。

それは仕方がありません…

だって、貯金では経験がない「資産額の増減」があるんですから…

株価が上がれば喜び、下がれば焦る!

上がっている時は良いですが、下がっている時は「早く損切りしないと!」と焦って売ってしまいます。

中級者、上級者は違います!

株価を気にしつつ、淡々と持ち株数を増やしていく。

分析しているからこそ、「下がっても大丈夫」という安心感がありますし、「下がったらお買い得」と思えるようになります。

良い会社だからこそ、株価が下がっても慌てず、手放すことなく持っておくことが出来る!

そんな冷静な判断ができます。

 

まとめ

個別株のメリットは手数料がかからないし、急騰の恩恵を受ける

ETFのメリットは、少ない手数料で分散投資ができる

初心者はETF分散投資、中級・上級者は個別株に挑戦するのがオススメ!

 

給料が上がらない現代で、投資は収入をアップさせてくれる有効なツールです。

長期的に積み立て投資をしていると、効果は絶大になってきます。

投資に遅い早いはありません。

今が、一番いい時なんです。

この記事が「投資を始めるきっかけ」になれば幸いです!