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投資初心者が最初にすべきこと!

こんにちは!

Kindle作家で個人投資家のあっきーです(^o^)/

ここ最近、給料が上がらないことや物価高など、先行きの不安からか、投資がブームになっています。

私も、この投資ブームに乗っかった1人(笑)

投資を始めたころは、やりたい気持ちはあるけど何をしたらいいのか全く分からず…

ネットで調べ回って、やっとのことで始めた…という経験があります。

私の記事を読んでくださっている方には、そんな時間のロスをしてほしくないので、私が投資初期にやって「これは良かった!」と思えたことをご紹介します!

 

 

NISA

まずはNISAです!

これはお金に興味がある方なら、誰もが知っていますよね!

非課税で投資ができる仕組みです。

証券口座を開設して、申し込むだけで、誰でも始めることができます。

どこの証券会社が良いのか?どうやってNISAを始めれば良いのかは、下記の記事をご覧ください!

hide2022.hatenablog.com

NISAのメリット

本来、投資には税金がかかります。

運用益と配当益に20%ずつ!

10,000円の利益があったとしたら、2,000円が税金として引かれて、8,000円が手元に残ることになります。

 

………ちょっと悲しいですよね(笑)

 

せっかくの利益は満額ほしい!というところが本心です。

そんな願いを叶えてくれるのがNISA

なんと、税金が一切かかりません!!

これは、すごく大きなことです!

20%の税金がかかってくると、利益が多くなればなるほど、引かれる金額も増えますからね。

また、お金の縛りがないこともメリットの1つです。

NISAは、いつでもお金の引き出しが可能です。

余剰資金をNISAで運用して、必要な時は引き出して使う!なんてことができちゃいます。

 

NISAのデメリット

投資額に上限がある

NISAは非課税と説明しました。

「お金があれば、投資した分だけ全部非課税になるやん!ラッキー!!」と思うかもしれませんが、そうはいきません…

(そうなってくれたら嬉しいんですけどね笑)

NISAには、「通常NISA」と「積立NISA」の2種類があります。

どちらも非課税なのは間違いないですが、投資額に上限があります。

通常NISAは年間で120万円積立NISAは年間で40万円上限です。

この上限額を超えてしまうと…超えた分の投資額に約20%の税金がかかってきます。

税金0%→20%は大きいですよね…

非課税枠で投資をするのであれば、上限を気にしながら投資しないといけません!

 

投資期間が決まっている

NISAには2種類あると説明しましたよね。

通常NISAと積立NISAです。

この2種類のNISAには、投資額の上限に加えて投資期間も決まっています

通常NISAは5年積立NISAは20年です。

「 せっかくの非課税枠を無期限で使いたい!」という希望はありますが、そうはいきません(笑)

投資期間から察しがつくように、通常NISAは短期向きで、積立NISAは長期投資向きです。

ただ、通常NISAは口座開設期間が2028年まであり、5年間の投資期限を超えた時点で2028年に達していなかった場合(例えば2015年に通常NISAを始めて2020年に終わった場合)は、新規口座開設をして、ロールオーバーができます。

ロールオーバーとは、持ち越しができるということ!

 

資産が減るリスクがある

NISAは投資です。

投資には、必ず勝ち負けがある…

株価は、日々上がったり下がったりを繰り返していますからね。

なので、毎回利益が出て、右肩上がりに資産が増えていく!ということはありません。

買って負けてを繰り返して、徐々に資産が増えていきます。

増えていくことも断言はできません。

もしかしたら、資産が元本割れしている間に期限が訪れてしまうことがあるかもしれません…

元本割れする可能性がある」ということが、NISA最大のデメリットかもしれません。

 

NISAがオススメなわけ

NISAには、投資額の上限が決まっていたり、投資期間が決まっているというデメリットはあるものの、それ以上のメリットがあります。

デメリットとして紹介した2点についても、投資初心者からしたら全くデメリットではありません。

少額で優良ETFに投資できるチャンスと言ってもいい!

貯金だけで資産を築いた場合、銀行の利子で資産が2倍になることは、今生きている間には決して起こりません。

現在の銀行金利(0.001%)では、数百年貯めて、やっと資産が2倍になる計算です。

ですが、NISAだと金利が1%以上の優良投資信託ETFに投資することができます。

銀行の金利と比べると、その差はなんと1,000倍!

1,000倍もの勢いで資産が増えていきます!

仮に100万円を銀行に預けたとしたら、1万円の利子が付くのに1,000年かかります…税金を引かれるので、実際は、もっと時間がかかるでしょう。

それが、NISAで優良投資信託ETFを買うと1年です!

しかも、税金がかからないので、満額手に入れることができます。

この差は大きい!

すぐに現金が欲しい!って時じゃなかったら、そのまま運用して福利で増やすこともできます。

また、少額から始められるってところも良いところです。

投資を経験するっていう意味では素晴らしい制度!

やる気になってる時は、ついやり過ぎてしまうのが人間ですからね(笑)

ちょっとずつやって、投資に慣れるってのが1番良い!

 

iDeCo

次に、iDeCoについてです。

iDeCoとは、個人型確定拠出年金のこと。

つまりは、「個人で作り上げる年金」です。

つみたてNISAと同じで、多数の投資信託の中から銘柄を選び、60歳までの間に少額を投資していく制度です。

 

iDeCoのメリット

iDeCoのメリットは「運用益が非課税」「所得税の節税効果がある」の2つあります!

「運用益が非課税」は、つみたてNISAと同様で、iDeCoで運用した際の運用利益が非課税となります。

本来は、約20%の税金がかかってくるところが0になる!

100万円の運用利益があったとして、20万円を納税して手取り80万円のところ、100万円の利益がそっくりそのまま受け取ることができます。

これは、めちゃくちゃ大きいメリットですよね!

20万円あれば、家具や家電を買い替えることができますし、数ヶ月分の食費を賄うことだってできる。

また、別の投資先に投資することだってできます。

例えば、年収500万円のサラリーマンが毎月1.5万円をiDeCoで運用した場合(年率3%で計算)、節税効果は、668,211円になります。

年間約2.2万円で、月間約2,000円の節税になります。

本来約20%かかる税金が非課税になるということには、これだけの違いがあるんです。

所得税の節税効果」も、非常に大きなメリットです。

先程のサラリーマンを例にすると、年間の所得税の節税効果は36,000円にもなります!

月間では3,000円の節税に!

30年間働いたら、108万円もの所得税が節税できます!

「運用益が非課税」と「所得税控除」を合わせると、iDeCoに加入するだけで毎月5,000円が節税できる計算になります。

年間では60,000円に!

家族4人の家族旅行ができる金額ですし、1ヶ月分の食費が賄える金額です。

 

iDeCoのデメリット

iDeCoのデメリット…それは、「60歳まで出金ができない」こと!

これは大きなデメリットです…

個人型確定拠出年金という名だけあって、年金としての意味合いが強い!

つみたてNISAのように、必要な時に自由に引き出せないというのは、「窮地に救ってくれない用心棒」みたいなもの…

仕方ない話ですが、ちょっと残念です。

また、iDeCoには「手数料がかかる」こともデメリットです。

加入する時の手数料が2,829円、毎月の手数料が171円です。

毎月の手数料の内訳は、国民年金基金に105円、信託銀行に66円となっています。

年間手数料は、2,052円です。

もし仮に、iDeCoを30年続けたとしたら、61,506円の手数料がかかるということ!

1ヶ月分の食費代ぐらいだと考えると、そこそこ大きな額です。

その他に、別の口座へ移換する時も、新規加入時と同様に2,829円がかかります。

移換手続きをされる方は多くはいないと思うので、あくまで参考です。

 

iDeCoがオススメなわけ

デメリットを見てみて、年間手数料が2,052円かかるのは非常に残念です…

また、60歳まで出金ができないのも辛い…

ただ、「所得税の節税効果」や「運用益が非課税」は、デメリットを大きく上回るめちゃくちゃ素晴らしいメリットです!

デメリットの1つである「60歳まで出金できない」っていうのも、見方によっては「絶対に手を出せない鉄壁」になってくれているということです。

貯金をしていると、年に1回だけ積立額の通知がきます。

積立額が多ければ「ちょっとなら使ってもいいか」と心が緩んで出金してしまう!…なんてことが多々あると思います。

その気の緩みが、目標貯金額を遠ざける最大の敵なんです…

最大の敵を完全に無力化してくれるのがiDeCoのシステム!

ある意味「60歳まで出金できない」のは、大きなメリットでもあります。

NISAもiDeCoも、運用期間は決まっていますが、iDeCoの方が長い期間運用できるのでオススメです!

 

まとめ

NISAもiDeCoも非課税でお得!

どちらも少額投資ができて、初心者も始めやすい

時間的分散が効いて、マイナスリスクが低い

 

NISAもiDeCoも素晴らしい制度です!

投資に不安がある初心者にとっては、「非課税」「少額で投資できる」といったところが、始めやすいポイントになるでしょう。

2024年からは新NISAがスタートします!

積立投資と個別株投資が合わさった進化版!

投資額上限1,800万円と拡充され、期間も無期限と、良いことばっかりの新NISA!

新NISAについては、多くのブロガーさんや大手企業が解説してくれているので、参考にしてくださいね(^o^)