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その保険、本当に必要ですか?


こんにちは、個人投資家のあっきーです。
社会人になった時、初任給で親にプレゼントをする前に、ほとんどの方が保険に加入されるのではないでしょうか?
「会社に言われて入った」「親に勧められて入った」動機は人それぞれだと思いますが、多くの方が保険に加入されると思います。
その保険、本当に必要ですか?
私を含め、保険の内容をイマイチ理解せずに「あなたの年齢なら、これくらいのボリュームの保険プランがオススメです」と、勧められたままの保険に入っているのではないでしょうか?
その保険、本当は必要ないかもしれません…
一度見直してみることをオススメします!

保険加入のメリット、デメリット

社会人になって入る保険には2種類あります。
「生命保険」と「医療保険」です。
生命保険は、保険加入者が亡くなった時に遺族へ支払われる保険、医療保険は、保険加入者が病気や怪我をした時の治療費(入院や通院など)を賄う保険です。
生命保険は、葬儀や各種手続き等に必要な費用を賄うことができますし、医療保険は、病気や怪我を負った後の生活を安心して過ごすことができるので、必要な保険です。
保険に入ることのメリットは、「将来の生活を保証する」というところにあります。
いざというときにも、お金の心配をしなくてもいいというのは、すごくありがたいことですよね。
その反面、「高い金額を支払わなければいけない」というのがデメリットです。
保険は、人生における3大支出の1つです。
生涯を通して「住宅」「教育」と同等の金額を支払うということで、3大支出と呼ばれています。
保険料は、月々では払える金額ですが、総額では1,000万円を軽く超える金額になります。
月々では払える金額と言いましたが、加入する保険のボリュームによっては、毎月数万円もの保険料を支払わないといけないので、「この体験をしてみたい」「こんな資格を取りたい」という時に、資金がなくて、泣く泣く断念するということもありえます。
高い保険料を支払うことで、やりたいことが出来なくなってしまうというのが、保険加入の1番のデメリットでしょう。

必要なお金を計算してみよう

保険に加入する前に、必要なお金を計算してみましょう。
前述しましたが、保険は人生のいざというとき、自分や家族のために加入するものです。
ここからは、少し暗い話もありますので、ご容赦下さい!
まずは、独身で実家暮らしの方に必要な保障内容を考えてみましょう。
独身で実家暮らしなら、生命保険はお葬式代だけあれば十分です。
お葬式はしなくていいと考えていらっしゃる方なら、生命保険は加入しなくていいでしょう。
次に、夫婦共働きの方の場合です。
夫婦共働きの方は、もしどちらかがお亡くなりになった時でも、実家で暮らしたり、賃貸であっても一人で生活出来る状態なので、お葬式代分の生命保険に加入していれば十分です。
夫婦で、奥様が専業主婦のご家庭は、奥様の今後の生活が維持できるだけの保険に加入してあげましょう。
それでも、遺族給付金制度等があるので、それほど手厚い保険に加入していなくても十分に賄えます。
最後に、夫婦と子供ありの場合です。
この場合は、夫が亡くなった後、子供が成人するまでに必要な生活費や教育費を、十分に確保できる金額を設定して、保険に加入しましょう。
子供の教育費は、1,000万円以上とも言われています。
それに加えて生活費も必要になりますよね。
わが家の場合ですが、毎月の出費は住宅ローンを除いて約20万円です。
1年間の生活費は240万円、子供が20歳になるのに14年なので…生活費だけで3,360万円が必要になります。
私には2人の子供がいるので、5,360万円必要ということになります。

保険を見直そう

必要な金額が分かると、あとは、今加入している保険を見直してボリューム調整するだけです!
新社会人は、保険の外交員の方や、会社主催の保険説明会で「これぐらいの保険が必要です」と言われた通りの保険に加入されている方が多いと思います。
私がそうでした(笑)
20代で結婚もしていなかったのに、無駄に、2,000万円の生命保険に加入していましたからね…
そんな保険に入っていることもあり、当時の生活はカツカツ状態で、貯金なんてする余裕は全くありませんでした。
結婚して子供がいらっしゃる方は、子供が成人するまでの資金を確保できるだけのボリュームにしましょう。
独身時代のままのボリュームでは、絶対に足りません!
もし、大黒柱にいざという時が訪れた際に、家族を危険に晒してしまいます。
必要な費用が分かれば、保険の見直しを強くオススメします。
ここで1つ注意点があります。
それは、「安いから」という理由で、ネットの保険にウカツに飛びつかないこと!
ネット保険は、非常に安くて、即日加入ができるので便利です。
しかし、「加入時の健康状態のチェック」がない分、いざ保険を使おうとした時に、「申告漏れがあった」という理由で、保険支払いを保険会社から拒否されることがあります。
いざという時のための保険なのに、保険料が支払わなければ、全く意味がありません。
「安い、早い」が売りのネット保険ですが、「保険料が支払われない」というリスクがあることを注意しておいてくださいね。

まとめ

保険は、いざというときに自分や家族を守る大事な盾
自分が亡くなっても、遺された家族が生活できるだけのお金を計算しよう
必要経費が分かれば、あとは見直すだけ!ただし、安いだけのネット保険には注意しよう
保険の見直しというと、結構疲れるイメージを持たれる方が多いですが、必要経費さえ分かれば、保険のボリュームも決まったようなものなので、あとは内容変更するだけです。
自分や家族を守る大切なことなので、是非見直しをしてみてください。